コンテチーズ生産者協会、今年もプロモーションイベントを開催

「コンテと和食のマリアージュ」を始めとする、各種テイスティング・セミナー

この度、CIGC広報担当オーレリア・シミエと、牛乳生産者でありコンテの鑑定団メンバーでもあるジャン・フランソワ・マルミエ氏が来日し、10月9日(金) は約25名の報道関係者を対象に「コンテと和食のマリアージュ」と題したプレスイベントを「日本橋ゆかり」にて開催しました。無添加のナチュラルさや自然の恵みを尊ぶコンテは、季節の食材を吟味し、素材の持ち味を生かす和食の精神と相通ずるものがあります。

このたび、三代目若主人 野永喜三夫氏提案による、純和風のお料理に驚くほどマッチする意外なコンテの使い方、合わせたお酒との相性には目を見張るものがありました。また、マルミエ氏が行った産地、熟成度違いのコンテの食べ比べでは、通常のパンではなく日本の麩をあわせ、ここでも文化を超えたマリアージュが見事実現しました。

この他にも、今回の来日中に様々なターゲット層に、その味わいの奥深さや風味の多様性を訴求すべく、マルミエ氏によるコンテのテイスティング・セミナーを中心とするプロモーションイベントを開催しました。

(1) 10月7日(水) ドンク丸の内店 「チーズとパンの集い」

約30名の一般消費者を対象に、コンテのテイスティングと、コンテを使ったオリジナル料理を紹介。フェルミエの本間るみ子社長と共に、シミエ氏、マルミエ氏がコンテの魅力を軽快なトークと共に伝えました。

(2) 10月8日(木) 田崎真也ワインサロン 「コンテ・プレステージセミナー」

約40人のチーズ&ワイン愛好家を対象に、コンテのテイスティングと、コンテに合わせて吟味したシャンパーニュ、ワイン、日本酒などとのマリアージュを提案しました。

(3) 10月10日(土) チーズプロフェッショナル協会 「コンテ・テクニカルセミナー」

約45名のチーズプロフェッショナルを対象とした、より専門性の高いセミナーを実施しました。コンテのテイスティング、コンテの分析と評価システムの説明、およびその他国内外のハードチーズ4種との比較を行いました。

いずれのセミナーでも、コンテの風味の多様性を実感して頂くため、熟成期間や生産者などが異なる4〜5種類のコンテを供して、マルミエ氏がテイスティングと味覚分析セッションを行いました。参加者は、通常体験するこのできないプロ鑑定士さながらの分析方法に則って、コンテに触れ、色や風味、テクスチャの違いを比較しながら分析に臨みました。

コンテは法律で定められた厳格な品質基準を満たしており、欧州連合(EU)からAOP (原産地呼称統制)の認定を受けています。これは厳選されたものの証であり、一定の地理的条件を満たす地域内で、認定されたノウハウに従って製造・加工・包装される地域特産品に与えられる称号です。生産過程において数々の審査を通過し、出荷時に一定の基準を満たさなければAOPコンテの呼称を用いることができません。

「コンテ」は、フランスのフランシュ・コンテ地方に広がるアルプスに近いジュラ山脈一帯にて職人が丹精をこめて作っている熟成ハードチーズ。添加物を一切使わない自然そのままの味わいと豊かな風味が魅力。

フランス産AOP(原産地呼称保護)チーズの中でNo.1の生産量を誇り、フランスでは朝食からおやつ、料理やワインのお供にと、子供から大人まで広く親しまれています。日本でもチーズ愛好家の間で大変人気があります。

「コンテ」は、フランスのフランシュ・コンテ地方に広がるアルプスに近いジュラ山脈一帯にて職人が丹精をこめて作っている熟成ハードチーズ。添加物を一切使わない自然そのままの味わいと豊かな風味が魅力。

フランス産AOP(原産地呼称保護)チーズの中でNo.1の生産量を誇り、フランスでは朝食からおやつ、料理やワインのお供にと、子供から大人まで広く親しまれています。日本でもチーズ愛好家の間で大変人気があります。